Rendition Design
年を重ねたBMW。
ともに過ごす毎日を、より快適に。
重みのあるステアリング。シート越しに伝わる路面の凹凸。回転数とともに力強さを増す直列6気筒と、次のシフトに備える手。路面の音を聞き、スピードを感じ、クルマと呼吸を合わせる。その感覚を隔てるものは、ほとんどありません。この生々しくアナログなつながりがあるから、何度でも乗りたくなる。私たちは使い勝手を今の暮らしに合わせることで、このクルマが日常になじみ、もっと頻繁にその鍵に手が伸びるようにしたいと考えています。
愛車のBMWに合うパーツを探す
年を重ねたBMWとの暮らし
小さなことが、積み重なる。

今でも、つい遠回りして帰りたくなるクルマ。でも、ドアを閉めると内装が動く。ピラーカバーがきちんと固定されない。コーヒーに手を伸ばして、まだ置き場所がないことを思い出す。一つひとつは小さな問題です。それでも、運転するたびに付き合い続けると、少しずつ負担になっていきます。
固定用のツメが一つ折れただけで、内装パネル全体を探すことになる。中古の交換部品を見つけても、同じように経年劣化したプラスチックと付き合うことになるかもしれません。一方、新しいクルマでは使いやすいスマートフォンホルダーや充電器も、何十年も前に設計された車内では、しっくりこないことがあります。
問題を解決することと同じくらい、元の個性を残すことを大切にしています。ダッシュボードのライン、内装の質感、シフトレバー周りの空間。そこになじまないものがあると、気づくものです。私たちのアプローチはOEM+。車内の形状やプロポーションに沿い、可能なところでは既存の取り付け位置を使い、追加したものが邪魔にならないように考えます。便利なアップグレードは、あなたのBMWに自然になじむべきだと思うのです。
Renditionの始まり
始まりは、1台のE36。

Renditionが生まれる前は、カスタムバイクに取り組んでいました。ある日、友人が父親のDakar Yellow E36 M3でやって来ました。それをきっかけに、初めて自分たちのBMWを手に入れました。オートマチックのE36 325です。そこから、ずっと続く夢中の日々が始まりました。
その後、University of Technology Sydneyでインダストリアルデザインを学ぶ中で、そのE36は継続的に手を入れるプロジェクトになりました。スケッチ、CAD、3Dプリント、製造方法の学びが、クルマの問題を解決する手段になったのです。学校の課題が実際に使えるパーツになり、そのパーツがRenditionの始まりになりました。
台湾に戻ってからも、ものづくりは続きました。その後もE系シャシーのクルマが増え、E36 M3 EvoとE46 M3は今でも特に気に入っている車種です。問いかけは、ほとんど変わりません。このクルマのどこが好きなのか。毎日使う中で、何が不便なのか。そして、このクルマらしさを保ちながら、どうすればもっと使いやすくできるのか。
私たちのものづくり
このクルマと、毎日を過ごしています。
私たちがパーツを開発する車種は、すべて自分たちで所有したか、長い時間をかけて乗ってきたクルマです。その時間には意味があります。何か月も運転して初めて気づくことがあるからです。自然に手が伸びる位置、シフト操作の邪魔になるもの、何度も緩んでくる内装パーツ。便利なはずのアクセサリーが、なぜ車内ではしっくりこないのか。そうしたことです。
何をつくるか、どう機能させるか、どこに置くか、どんな形にするか。その答えは、こうした経験から生まれます。私たち自身も日々向き合っているからこそ、細かな部分の大切さがわかります。目指すのは、惚れ込んだ感触や個性をそのままに、もっと日常で使えるクルマです。

